ウソ?ホント?舌下免疫療法で花粉症が治る!

花粉症歴が長くなると毎年春が近づくたびに憂鬱な気分になります。

これから一生花粉症と付き合っていかなければならないのかと考えるとうんざりしますよね。

飲み薬も効かない、花粉症にいいと言われている食品も効果がない、そんな人には舌下免疫療法をおすすめします。

免疫療法とはアレルギーの原因となるものに対し徐々に体を慣らせ、免疫力を付けていく療法です。

免疫療法は皮下注射を行うものと、舌下投与のものがあります。

顎の下にあるリンパ節はアレルギーと深く関わりのある免疫機能があると言われていて、花粉症の免疫療法には舌下投与が効果があります。

皮下注射の場合も、舌下投与の場合も治療期間は2年から5年と言われています。

花粉症の季節だけではなく、1年を通して治療を行うことになります。

治療方法はシダトレンという名前のスギ花粉を含むエキスを舌の下に入れ、数分後に飲み込みます。

医師の指導の下、徐々にエキスの量を増やしていきます。

投薬は最初のうちは毎週必要となり、皮下注射の場合は通院が必要です。

舌下投与の場合は自宅でもできますが、薬局では購入できませんので病院で処方箋をもらう必要があります。

本当に効果があるのかということですが、舌下免疫療法の効果は皮下注射の場合80%、舌下投与の場合70%と言われています。

舌下免疫治療はいわゆる予防治療ですので、遅くとも11月ごろから治療をスタートさせます。

長期間の治療が必要になりますが、こんなに効果が高いとあってはこれからますます花粉症で苦しむ人の間で浸透していくかもしれませんね。

しかし、舌下免疫療法には副作用が出る場合もあります。体質やアレルギーの状態によってどのような副作用が出るかは違ってきます。

治療とはいえスギ花粉を口の中に入れるわけですから、激しいアレルギー反応を起こすことがないとは言えません。

アナフィラスキーショックを起こすこともあるようですが、すでに利用者の多い海外でもあまり重篤な報告はありません。

おもな副作用としては腹痛、口の中や唇のかゆみ、蕁麻疹、むくみなどが挙げられます。

自宅治療の場合は強い副作用があった際にはすぐに病院に連絡しましょう。

効果には個人差がありますが免疫治療を行った人の70%~80%がなんらかの効果を感じています。

しかし、定期的に通院しなければならないことや、飲み忘れに気を付けなければならないなど注意する点もあります。

子供の場合は12歳以上でないと治療を受けることはできません。

持病のある人や妊娠中の方など治療できない方もいますし、薬の飲み合わせにも気を付けなければなりません。

副作用があったり、通院の手間がありますが、治療が成功すれば服用する薬の量を減らすことも可能です。

舌下免疫治療を行っている病院はまだ少なく、また新薬なので最大2週間分しか処方してもらえません。

治療期間がはっきりせず根気よく治療を続ける必要がありますので、まずは治療を行っているクリニックで相談しましょう。

そして治療内容や費用などに納得した上で、治療を始めることをおすすめします。